就職活動が長期化すると、
もうダメだ…。
自分は誰からも必要にされていない。
と悩み苦しむ学生さんが多くなります。就活うつになりそうな学生さんは落ち着いていまの自分の行っている就活スタイルを見直してみましょう。
また10月以降は秋採用、冬採用に向けての準備が必要になります。
内定者に学ぶ5つの考え
内定のない学生(NNT)と内定者がある学生には5つの大きな違いがあります。
まだ内定のない学生さんは5つの中で、自分が間違った考え方をしていないか?就活の方法が間違っていないかチェックしてみましょう。
新卒は即戦力でなければいけないという考え?
近年の新卒向け就職活動本にはいかに自分が他の応募者よりも優れているか、即戦力であるのかを面接官にアピールしなさいというような物が増えているように感じます。
即戦力ではないと意味がない。就職活動に勝てない!!この考えは、2010年〜2012年頃から就活本やHPに多く出てくるワードになります。
しかし、新卒採用において即戦力でなければいけないと言う考えは間違えなのです。
“即戦力”これが求められるのは、転職市場での話です。新卒は即戦力である必要はありません。
新卒の選考では”私は戦力になる”とPRしすぎると、面接官から自信家ではないのか?プライドが高そう…。とい評価されてしまい、内定をゲットする事はなかなか難しくなります。
もしも今現在、即戦力を売りにして就職活動でなかなか内定がなく悩んでいる場合は、自分が即戦力だというアピールよりも、今は出来ないけど将来的には出来るように努力する。という風に思考を切り替えて、ESを見直し、面接に臨んでみるといいでしょう。
自己分析をやりなおし様々な説明会に参加する
冷静に自分を見直し自己分析を行いましょう。
多くの学生さんは、志望企業を絞り込みすぎている傾向があります。あまり企業を絞り込みすぎずに、様々な企業の就職説明会や合同説明会に参加してみましょう。
また自己分析の結果からその人にあった企業を割り出してくれるフューチャーファインダーというサービスを利用してみるのも一つの作です。
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情報収集の仕方を考える
履歴書作成や面接時に利用している、情報媒体の信憑性をよく考えてみましょう。
匿名掲示板や就職活動、転職活動掲示板などでライバル企業などが記載している、可能性がある情報を鵜呑みにしてはいませんか?
情報収集の方法を間違えてしまうと、内定を逃すことになります。
匿名性の高い掲示板の情報ではなく、その会社に勤務している先輩や業界関係者、就職課の先生の意見などを最大限に利用して生きた情報を収集をおこないましょう。
順調でも第二候補の企業を探す
どんなに就職活動が順調に進んでいても第二候補の企業を探し出しておきましょう。
もしも現在の第一希望の会社がダメでも、第二志望の会社を見つけ出し、企業研究を行ってください。
内定は一つでも多く取得するつもりで就職活動を行いましょう。
複数の内定のなかから入りたい企業を探しだすつもりで就職活動を行いましょう。
過去の失敗を見直し財産にしよう
過去の失敗を見直し自己分析を行うことで、これからの就職活動を大きく変化させます。
面接は何度も面接練習を行うことで、大きく改善されます。
これからの就活の流れ
2017年度の就職活動は就職短期化と言われています。
3月から5月までの期間で、内定第1波は一時的な納まりを見せました。
5月から9月にかけてが内定第2波が発生します。
第1波(3月〜5月)の内定率は約25%でした。
例年の傾向を辿れば、就職活動の第2波(5月〜9月)で約80%以上の学生が内定することが予想されます。
*<追記>
2016年7月の内定率は65%
2017年8月の内定率は79%でした。
2017年9月の内定率は82.9%でした。
特に7月,8月は内定の発生件数が急速に増加するため、現段階で内定が無いという学生でも、チャンスは十分にあります。そのため8月、9月に向け、多くの選考に参加することをお勧めします。
内定式は10月に行われる予定ですが、10月以降も秋採用、冬採用は継続します。
8月は駆け込み内定の嵐
8月になると駆け込み内定が加速します。10月の内定式に向けて今のうちに多くの人材を確保したい企業側の考えもあり、8月は6月〜7月ほどの内定数はありませんが、多くの企業が学生に対し内定を出します。
9月もチャンスは巡ってくる
9月になると大部分の企業は、10月に行われる内定式に向けて準備を開始します。
まだ人員を確保できていない企業は人員の確保に向けて採用活動を継続します。
10月から内定式
10月になると企業は内定式を開始します。
10月以降の就職活動
10月以降も就職活動、採用活動は持続します。
一年を通して採用活動を行う通年採用を行う企業は多く、卒業間際でも内定のチャンスは巡っきます。
サイバーエイジェントなどの大きな企業も年末に採用活動を行う事もあるので、秋採用、冬採用でも希望する会社が採用活動をおこなっている場合はチャレンジしましょう。
▶︎サイバーエージェントなどが秋採用、冬採用に採用活動を行うMeetsCompany(ミーツカンパニー)とは?
何故2017年は去年よりも内定率がいいのか?
2016年8月の内定率は65%、2017年8月の内定率は79%でした。
大手の企業が採用活動をはやめたため、内定率は去年の8月よりも良いものとなりました。
去年は中小企業が採用活動をはやめたため、内定率は比較的低い傾向になりました。
現在新卒の求人で残っている求人は去年と違い、比較的中小企業が多い事が特徴です。
まだ採用活動を行っている中小企業には厳しい現状が続いています。
今年度大企業を希望する学生は8.3万人ち前年よりも1.4万人増加したのに対して、
今年度中小企業を希望する学生は9.9万人と前年より1.4万人減少しています。
新卒の学生は福利厚生を重視する傾向になります。
現在中小企業の人事で採用に迷われている方は、会社の福利厚生を学生にアピールするといいでしょう。
就職先が決まらない2017年の就活生がいまから出来ること(裏技)
これからますます激化する就職戦争のなかで、まだ内定がない就活生がこれから出来る事とは、穴場求人を見つける事です。
就職氷河期といわれた現在25歳から35歳までの世代を採用してこなかった企業は現在人手不足です。
また団塊世代の退職があいまって人手不足にさらに拍車をかけています。
企業は深刻な人手不足に陥っているので採用活動に必死です、特に中小企業の人手不足なのでまだまだ学生にはチャンスがあります。
以下で穴場求人に見つけ方、内定を取る方法を解説します。
就活四季報でリサーチ
[amazonjs asin=”4492971319″ locale=”JP” title=”就職四季報 2017年版”] [amazonjs asin=”4492972617″ locale=”JP” title=”就職四季報 優良・中堅企業版 2017年版”]就職四季報に関するこちらの記事を参考にエントリーシート通過率、求人倍率、採用受付期間、離職率などを見極めて、企業を選別していきましょう。
この時、求人倍率が低く、ES(エントリーシート)通過率の高い企業を優先的に
10社以上抜粋してください。
就職四季報のデータを元にナビサービスを利用
選別が終わればデータを元にナビサービスを利用しましょう。
マイナビ、MeetsCompany(ミーツカンパニー)や就活ドラフトは専属のコンサルタントが就活のサポートを行う新卒就職サービスをおこなっているので是非利用してください。
コンサルタントに就職したい業界や企業について相談すると、会社を紹介してくれたり、似た業態の企業を紹介してくれます。
ナビサイトを利用している場合はPRを編集
ナビサイトを利用している場合は、志望業種や会社に合わせてPRを編集していきましょう。
特にリクナビ、マイナビ、キミスカなどのスカウト機能がついたナビサイトの場合、
人事はPRをチェックしているので、業界や会社に合わせたPR編集が必要になります。
卒業後(既卒)におすすめ!マイナビジョブ20S
卒業後、既卒での就職活動にはマイナビの既卒、第二新卒就職サービスマイナビジョブズ20を利用しましょう。
東京、大阪、名古屋、大阪、京都など関東圏、関西圏を中心に既卒、第二新卒向けに手厚いサポートを行っています。
関東、関西以外のサポートは電話サポートなどが中心になります。
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