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面接で遅刻をした場合に内定を貰うためには?電話・メールの例文も

面接では、自分のミス・周囲の影響などにより、遅刻をする恐れがあります。そのため、学生の中には「面接で遅刻をした場合でも内定が貰えるの」と、気になる人もいるのではないでしょうか。

本記事では、面接で遅刻をした場合に内定が貰えるのかについてや、面接で遅刻をするときに取るべき行動・やってはいけない行動について解説します。また、学生が遅刻をする主な3つの理由についても対策を含め紹介するため、ぜひ参考にしてください。

面接に遅刻をした場合でも内定を貰える?

面接に遅刻をした場合にも、内定を貰えるケースがあります。なぜなら、「遅刻」という部分だけを重要視し、採用活動を進めている企業ばかりではないためです。

企業の中には、挨拶ができる・遅刻をしないなどの一般常識以外に、人柄や今までの経験・スキルなどを重要視する場合もあります。また、面接に遅刻した学生に内定を出すつもりがない企業であれば、面接自体を行いません。

面接に遅刻をした場合でも面接を行ってもらえる場合は、あなたのことを企業が魅力的に感じているといえるでしょう。

ただし、面接に遅刻をした学生は遅刻をしていない学生に比べ、評価が不利になることを忘れてはなりません。自己PRや志望理由などを通して、面接先の企業で活躍したい熱意を伝えることが大切です。

面接で遅刻をする主な理由3つ

面接に対して万全の準備をしていても、さまざまな理由により遅刻をする可能性があります。面接に遅刻した場合は気持ちが焦ってしまい、企業に入社したい熱意を上手く伝えられなくなるでしょう。

以下では、面接で遅刻をする主な理由について対策も踏まえて、3つ紹介します。面接で遅刻をするリスクを低減させるためにも、ぜひ参考にしてください。

遅延・渋滞に遭ってしまう

はじめに紹介する面接に遅刻をする理由は、遅延・渋滞に遭ってしまうことです。遅延・渋滞に遭うなどによる遅刻は、学生が面接に遅刻をする最も多い理由です。

公共交通機関の遅れは誰も予測できないため、「仕方がない」という意見もあります。しかし、出発時間を早めることで、遅延・渋滞に遭うリスクを低減させることが可能です。

ネット上の到着時間を鵜呑みにせず、余裕を持って面接会場に到着できるように出発しましょう。

面接会場を間違える

つぎに紹介する面接に遅刻をする理由は、面接会場を間違えることです。面接会場を間違える遅刻は、企業の支店が多い場合によくある遅刻理由です。

企業によっては「〇〇支店」「〇〇営業所」など、〇〇の部分に同じ地名が入るものの、所在地が異なる場合があります。面接会場に行く前に、似たような名前の支店・営業所がないか確認することが大切です。

道に迷う

さいごに紹介する面接に遅刻をする理由は、道に迷うことです。面接会場のある地域の土地勘がない場合によくある遅刻理由です。

地図を使い面接会場までの道のりを調べることも大切ですが、正確な距離感がわからず道に迷う原因になります。面接当日に面接会場へ迷わず行くためには、面接会場まで事前に下見へ行くことがおすすめです。

【内定につなげるために】面接で遅刻する場合は即連絡

面接で遅刻をしそうになる場合は、面接を受ける企業へ即連絡をしましょう。

遅刻をすることをいち早く伝えることで、トラブルが起きたときに冷静に行動できる学生だと企業に思ってもらえます。そのため、遅刻によって大幅にイメージダウンすることを防げるでしょう。企業にとっては遅刻する連絡をもらうことで、面接担当者が時間を有効活用できます。

また「ギリギリ間に合いそう」といった場合も、遅刻する可能性があると企業に連絡をしましょう。たとえ1分であっても、遅刻には変わりありません。大幅に遅刻をするときだけでなく、少しでも遅刻をする可能性がある場合は、必ず企業に連絡をしてください。

電話で遅刻を伝えるときの例文

面接に遅刻をする場合は、遅刻をする理由・到着時間などを企業に端的に伝えることが大切です。下記では、電話で遅刻を伝える時の例文を紹介します。

本日、〇〇時から面接予定の〇〇大学の〇〇です。面接担当者の方はいらっしゃいますでしょうか。

 

「〜理由を伝える〜」によって遅刻しそうです。大変申し訳ありません。

 

今から〇〇分後には到着できるかと思いますが、これから御社へ向かっても大丈夫でしょうか。もし、難しい場合は、別の日に日程をずらしていただくことは可能でしょうか?

 

今回はお忙しい中、お時間を作っていただいたにもかかわらず、大変申し訳ありません。

まずは、自分が誰なのか企業に伝えることが大切です。電話をしたときに、受話器の向こう側が面接担当者とは限らないため、「面接担当者の方はいらっしゃいますか」と伝えると円滑に遅刻をする旨を伝えやすいでしょう。

遅刻を伝えるときは、「遅刻をする理由」「いつ頃到着できるのか」を報告することが大切です。最後に、謝罪を述べるとともに、遅れても面接をしていただけるのか・日付が変更になるのか確認しましょう。

面接で遅刻をする場合にやってはいけないこと

面接で遅刻をしたときの対応によっては、不採用になる確率が上がったり、来年以降あなたの在籍している大学の学生を採用しなくなったりする恐れがあります。

以下では、面接で遅刻をする場合にやってはいけないことを2つ紹介します。自分・在籍している大学の評価を下げないためにも、ぜひ参考にしてください。

嘘の遅刻理由を電話で話す

面接に遅刻をしたときに嘘の遅刻理由を電話で話すことは、よくありません。なぜなら、嘘の遅刻理由はバレるためです。

たとえば、寝坊をしたにもかかわらず遅延で遅刻をしたと伝えた場合は、遅延があったのか調べれば一発で嘘がバレます。また、面接時に嘘を隠し通さなければならず、目が泳いだり挙動不審な対応をするケースも少なくありません。嘘の遅刻理由が企業にバレたときは、間違いなく内定は貰えないでしょう。

企業からの信頼を失わないためにも、嘘をつかず正確な遅刻理由を話すことが大切です。

面接へ行かない

遅刻をするとわかった段階で、面接へ行かない選択をする学生が少なくありません。しかし、遅刻をするからといって、面接へ行かない行為は絶対にやめましょう。なぜなら、遅刻をしても内定をもらえる可能性があるためです。

冒頭でも述べたように、面接で遅刻をしても内定を貰えるケースが一定数あります。面接へ行かないことは、内定が貰えるチャンスを自分から棒に振る行為です。

遅刻はマイナスイメージになるものの、入室時に遅刻をしたことについて謝罪したり、面接で真摯に受け答えをしたりすることで、内定を貰える可能性が高くなります。そのため、「遅刻をしたから終わった」と行きたくなくなる気持ちもわかりますが、面接へ行かない行為は絶対にやめましょう。

【遅刻をしたとき用】面接後のメール内容

就活では、面接後にメールを企業に送ることが一般的です。遅刻をしたときは、ただ面接をしていただいた感謝を述べるだけでなく、メールの内容をひと工夫することが大切になります。メールの内容をひと工夫することで、企業からの印象が良くなることも少なくありません。

以下では、面接で遅刻をしたときに送るメールの例文を紹介します。

メールの例文

面接に遅刻をしたときに送るメールでは、面接の感謝を述べるだけでなく、遅刻をしたことに関するお詫びも述べることが重要です。お詫びを述べることで、「遅刻をしたことについて反省しているな」と企業の方に感じてもらえるでしょう。遅刻をしたときに送る面接後のメールの例文は、下記のとおりです。

件名:【面接のお礼と遅刻に関するお詫び】〇〇大学〇〇学部 名前

 

株式会社〇〇

面接担当者様(面接担当者の部署・名前がわかる場合は正確に記すこと)

 

面接をしていただいた、〇〇大学〇〇学部 名前と申します。本日は貴重なお時間の中、面接をしていただき誠にありがとうございました。

 

しかしお忙しい中、面接の機会を設けていただいたにもかかわらず、遅刻をしてしまい申し訳ありませんでした。面接を実施していただき、本当に感謝をしています。

 

今後は今回の失敗を活かし、時間を意識した生活を送っていきたいと思います。遅刻をしましたが、御社で活躍したい気持ちは誰にも負けません。今後の選考にも進めていただけると嬉しいです。よろしくお願いいたします。

 

末筆ながら、貴社の益々のご発展をお祈り申し上げます。

 

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〇〇大学〇〇学部 名前
メールアドレス:***@gmail.com
電話:080-####-####

面接後のメールでは、「【面接のお礼と遅刻に関するお詫び】」と件名をつけましょう。件名で端的にメールの内容を伝えることで、面接担当者にメールをいち早く確認してもらえる確率が高くなります。

また、面接に遅刻をした場合は、企業に本来伝えたかった内容を伝えきれない恐れがあります。面接で伝えきれなかった内容がある場合は、別途本文に盛り込んでもよいでしょう。

注意

面接で伝えきれなかった内容をメールに盛り込みすぎると、印象が逆に悪くなる恐れがあります。伝えたい内容は、一文程度に収めることが大切です。

まとめ【面接で遅刻をした場合でも内定を貰える可能性がある】

今回は、面接で遅刻をした場合でも内定が貰える可能性があるのかについて紹介しました。結論からいうと、面接で遅刻をした場合でも内定を貰える可能性はあります。

もし、面接に遅刻をした場合は、企業へ即連絡をしましょう。即連絡を入れることで、企業からトラブルがあったときに報告ができる学生と思ってもらえたり、面接担当者が時間を有効活用できたりします。また、面接に遅刻をする場合に、嘘の遅刻理由を話すことや、面接に行かないことは絶対にやめましょう。内定を貰える可能性が低くなるだけでなく、あなたの在籍する大学の印象が悪くなることにもつながります。

面接当日は、さまざまな要因で遅刻をする恐れがあります。そのため、面接当日までの道のりを下見したり、当日は早めに出発したりすることが大切です。