受け取るスカウトの種類によって企業の本気度がわかることで人気のキミスカは、就活の効率化のためにぜひ登録しておきたい就活サイトの一つです。
キミスカのスカウトのなかでも最も企業の本気度が高い「プラチナスカウト」について、
「聞いたことはあるけどよくわからない…」という方も多いのではないでしょうか。
この記事ではキミスカのプラチナスカウトについて、その特徴とスカウト獲得から内定に繋げるコツを徹底解説します。
キミスカのプラチナスカウトとは?
キミスカのプラチナスカウトは、企業が月に30通までしか送れないスカウトです。キミスカにある3種のスカウトのなかで最も企業の本気度が高いとされています。
プラチナスカウトがもらえた場合、特別選考ルートが用意されているケースが多く、たとえば、書類選考・一次選考免除などによって、短期間での内定獲得が期待できます。
キミスカにおけるプラチナスカウトの特徴とメリット
キミスカにおけるプラチナスカウトの特徴とメリットは、次のとおりです。
- 企業の本気度が高い
- プロフィールに対する自信になる
- 特別選考ルートでエントリーできる可能性がある
ここではプラチナスカウトの特徴とほかにはないメリットを紹介します。
企業の本気度が高い
プラチナスカウトは月に30通までしか送れないため、企業の本気度が非常に高いスカウトです。ほかのスカウトのように「なんとなく気になったからスカウトした」という熱量でないことがほとんどです。
逆スカウト型の就活サイトでは、やみくもにスカウトをばらまく企業が少なくありません。企業のなかには、表示される就活生を上から順にスカウトする企業もみられます。
しかし、プラチナスカウトは送る回数が制限されている分、企業からの本気度が高い信頼できるスカウトといえるでしょう。
プロフィールに対する自信になる
キミスカで受け取るスカウトの種類で、登録したプロフィールが企業からどのように評価されているのかを判断できます。プラチナスカウトがもらえた場合、企業にとって自分のプロフィールが魅力的に映ったと考えられます。
企業からプロフィールをフィードバックしてもらえるわけではないものの、「プラチナスカウトが届く=自分を魅力的にアピールできている」と評価してよいでしょう。
キミスカ上でプラチナスカウトが届いたプロフィールをもとに、エントリーシートなどを作成すれば、書類選考などを突破できる可能性が高まるかもしれません。
キミスカでプラチナスカウトがもらえれば、プロフィールに対する自信を持つことができるでしょう。
特別選考ルートでエントリーできる可能性がある
キミスカのプラチナスカウトをもらうと、書類選考が免除されるだけでなく、選考フローの大幅な短縮や役員との会食など、異例の特典がつくことが多々あります。
通常のエントリーよりも短期間で内定がもらえるため、早期内定が欲しい方はプロフィールを充実させてプラチナスカウトの獲得を目指すとよいでしょう。
キミスカでプラチナスカウトを獲得するコツ
キミスカでプラチナスカウトを獲得するコツは下記の3つです。
- プロフィールの完成度を100%に近づける
- 適性検査を受ける
- 自己PRは300~400字でまとめる
ここからは、プラチナスカウトを獲得するコツを詳しく解説します。
プロフィールの完成度を100%に近づける
キミスカでプラチナスカウトが欲しい場合は、まずプロフィールを充実させましょう。キミスカのヘルプセンターは「スカウトをもらうには」という質問に対し、下記のように回答しています。
企業は様々な条件検索を活用して、会ってみたいと思う学生を探しています。その検索項目のほとんどがプロフィールに関係するものです。つまり、プロフィールを登録しないと検索にヒットする可能性が低くなります。特に自己PRと写真は最も目のつきやすい項目です。確実に登録しましょう。
また、検索したあとの結果表示画面ではログイン順で表示されています。定期的なログインを行うことで、検索結果の上位に表示されます。
プロフィールを充実させると、キミスカの検索機能に引っかかりやすくなり、企業に自分のことを知ってもらえる機会を増やせます。
ただし、スカウトのなかでも難易度の高いプラチナスカウトをもらうには、よりプロフィールに「自分らしさ」「自分の強み」を反映させる必要があります。
基本情報を登録したら、プロフィール写真や自己PRなどの内容をブラッシュアップしていきましょう。
適性検査を受ける
キミスカは独自の適性検査を提供しています。この適性検査では、自分の思考・行動における傾向を9つに分類し、それらを踏まえた人物像や適性について総合的な評価をします。
プラスの面だけではなくマイナスの面も知ることができるため、より深く自己分析ができる部分はキミスカでできる適性検査の特徴です。
適性検査の結果は企業に公開され、自社の業務と就活生がマッチするのかを判断する材料となります。プラチナスカウトをもらうためには企業に「適性がある」と判断してもらう必要があるため、キミスカの適性検査は必ず受けることをおすすめします。
なお、適性検査の質問数は150もあり、やり直しができません。受験する際はしっかり時間を確保して真剣に取り組みましょう。
自己PRは300~400字でまとめる
自己PRの理想的な文字数は300〜400字とされています。あまりに短いと「意欲がない」「自信がない」と思われてしまい、長すぎると「わかりづらい」「説明力がない」と判断されてしまいます。
適度な長さにまとめ、要点がわかりやすく、読みやすい自己PRにしましょう。
自己PR全体の流れは「①結論(自分の強み)→②エピソード→③まとめ」とすると綺麗にまとまります。
キミスカのプラチナスカウトへの返信で好印象を与えるコツ
キミスカで興味のある企業からプラチナスカウトをもらった場合、その返信から選考は始まっていると考えましょう。企業の期待値が高い分、やりとりのなかでマイナスの印象を与えないように注意が必要です。
ここではプラチナスカウトへの返信で好印象を与えるコツを紹介します。
できるだけ早く返信する
興味のある企業からプラチナスカウトをもらったらできるだけ早く返信しましょう。
返信が遅いと「意欲が低い」と判断されてしまう可能性があります。少しでも興味があればひとまずスカウトを承認することがおすすめです。
万が一3日以内に返信できなかった場合は、「ご返信が遅くなり申し訳ございません。」とお詫びの言葉を添えましょう。
体裁や誤字脱字に注意する
メールの体裁を整えることや、誤字脱字をしないことは社会人としてのマナーです。相手に失礼のないよう、十分注意しましょう。
・用件がわかりやすい件名になっているか
(返信だとわかるように「Re:」は消さない)
・文字のフォント・大きさが統一されているか
・誤字・脱字がないか
・行替え・行間は適切か
・言葉遣いに問題がないか
企業のなかには、就活生に対して基本的なビジネスマナーを求める企業が一定数存在します。
企業名、担当者名は省略しない
企業名や担当者名はフルネームで記すのがマナーです。たとえば、「株式会社」を省いたり、「営業部営業課」が正式名にもかかわらず「営業課」と省略したりすることは控えましょう。
また、自分の大学名・学科名も省略しないことが大切です。やりとりが続く際でも、必ず文頭にメールの宛先をフルネームで書き、文末に自分の署名を省略せずに書きます。
感謝の気持ちを述べる
スカウトをもらったことに対する感謝の気持ちや喜びをきちんと伝えましょう。
さらにスカウトメールや企業情報を読んだ感想も添えると「スカウト内容をしっかり確認した」ことが伝わり、好印象に繋がります。
質問を交える
返信に質問を交えることで入社意欲をアピールできます。
知らなかった企業からのプラチナスカウトに対して承認の返信をする際には、ひとまずスカウト内容や企業情報をチェックし、聞きたいことがないか確認しましょう。
キミスカでプラチナスカウトがもらえたときの注意点
キミスカでプラチナスカウトをもらったからといっても油断は大敵です。次のようなことに注意しましょう。
- プラチナスカウト=内定確約ではない
- 月末は数合わせのスカウトが増える
ここでは、プラチナスカウトをもらったときの注意点を解説します。
プラチナスカウト=内定確約ではない
プラチナスカウト=内定確約ではありません。企業研究や面接対策をおろそかにすると、選考途中で落ちてしまう可能性も十分にあります。
プラチナスカウトをもらえる場合は、企業からの期待値が高いことを意味します。その期待を裏切らないように、内定がもらえるまで気を緩めずに十分な選考対策をしましょう。
月末は数合わせのスカウトが増える
プラチナスカウトは月に30通までしか送ることができないものですが、なかには月末に余ったプラチナスカウトを数合わせで送る企業もあります。
こちらでプラチナスカウトの本気度を判断するのは難しいものの、月末にくるプラチナスカウトには数合わせの可能性もあることを知っておきましょう。
なお、プラチナスカウトをもらったからといっても、希望に合わないのであれば、承認する必要はありません。スカウト内容や企業情報を確認した上で、興味が湧いたら承認しましょう。
キミスカとの併用がおすすめの就活サイト
キミスカは情報を登録しておけばスカウトがくるため、効率を重視する方に適しています。さらに効率よく就活を進めたい方には、キミスカのような逆スカウト型の就活サイトを併用することがおすすめです。
就活生から人気のある逆スカウト型の就活サイトは下記の2つです。
それぞれの特徴を詳しく解説します。
OfferBox
引用:OfferBox
OfferBoxは、新卒就活で最も利用されている逆スカウト型の就活サイトです。利用企業が大手企業からベンチャー企業まで幅広いため、知らなかった業界や業種からのスカウトも期待できます。
選択肢を狭めずに就活を進めていきたいという方におすすめです。
dodaキャンパス
引用:dodaキャンパス
dodaキャンパスは、プロフィール記入率80%以上の場合に99%のオファー受信率を誇る就活サイトです。また、適性検査のみならず自己PR添削やオンラインイベントなど独自のサービスが豊富な点も特徴です。
とにかくオファーが欲しい、サポートを受けながらプロフィールをブラッシュアップさせたいという方におすすめです。
まとめ
キミスカのプラチナスカウトとは、企業が月に30通のみ送れる非常に本気度が高いスカウトです。
プラチナスカウトの獲得には、プロフィールの完成度100%を目指すことが大切です。関心がある企業からプラチナスカウトをもらった場合には、3日以内に返信するように気をつけましょう。
なお、プラチナスカウト=内定確約ではありません。内定につなげるためには一般選考と同じように企業研究や面接対策をしっかりと行うことが重要です。
効率よく就活を進めたい方にはキミスカと同じ逆スカウト型の就活サイトを併用することがおすすめです。視野を広げながら就活に取り組みたいという方には、最大級の利用社数をもつOfferBoxにも登録してみましょう。