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【就活】大手病とは?なりやすい就活生の特徴・克服する方法を解説!

就活を成功させるためには、企業規模を問わず自分に合う企業の選考に申し込むことが大切です。しかし就活を進めるなかで、中小企業よりも給与や福利厚生が充実した大手企業に注目する就活生は多くいます。

大手企業の選考に絞って応募する行為は「大手病」と呼ばれています。

内定を得られればよいものの、しっかりとした根拠がなくやみくもに大手企業ばかり応募してしまうと失敗する可能性が高いため、大手病になった状態で就活を進めることは好ましくありません。

本記事では就活における大手病の概要から大手病にかかりやすい就活生の特徴、大手病を克服する方法、大手病を予防しながら就活に臨めるサービスを紹介します。

就活にまつわる大手病とは?

就活における大手病とは、中小企業には目を向けず大手企業のみに応募することを指します。

2chで「大手病メシウマ」や「大手病末路」などというスレッドが立てられたことで、大手病は広く認知されるようになりました。なお、大手病はあくまでも造語であり、病院などで診断される病名ではない点を理解しておきましょう。

大手病にかかることは悪いことなのか?

就活で大手病にかかることは、決して悪いことではありません。就職するのであれば、中小企業よりも給与や福利厚生が充実した大手企業から内定を得たいと思うのは当たり前のことです。

マイナビキャリアリサーチLabが実施した調査によると、2017年卒以降は大手志向の就活生が多い状況です。

大手企業に興味関心を持つ就活生は多いものの、大手企業しか目を向けられない状態は好ましくありません。大手企業は人気があるため倍率が高く、中小企業へ応募しない就活のやり方だと内定を得られない恐れがあります。

「大手企業へ就職したい」と願うことは問題ありませんが、大手企業のみに応募する就活の進め方は控えるべきです。

大手病になりやすい就活生の特徴

大手病になりやすい就活生の特徴として、次の項目が挙げられます。

  • 知名度の高い企業しか探していない
  • 就活に関する理想が高い
  • 就活の軸を定めずに就活を進めている
  • 就活で逆転を狙っている
  • 学歴が中途半端に高い

ここからは、それぞれの特徴について詳しく解説します。

知名度の高い企業しか探していない

知名度の高い企業しか探していない就活生は、大手病にかかりやすくなります。知名度の高い企業は、広告やプロモーションにお金をかけられる大手企業がほとんどです。

社名が浮かぶ企業を中心に検索すると、大手企業を探すことにつながります。結果として、大手企業のなかから就職先の候補をピックアップする行動になるため、大手病になりやすいと言えます。

そもそも就職先を探す際は、企業の知名度よりも「働きやすい職場なのか」「仕事内容が自分にあっているのか」などを調べることが大切です。

知名度の高い企業を探す方法は業界研究をするときであれば有効な手段の一つですが、就職先の決め方としては適していません。

就活の軸を定めずに就活を進めている

就活の軸を定めずに就職先を探す場合は、待遇面で企業を選ぶ傾向が強く、大手病にかかりやすくなります。

どのような仕事がしたいのか明確になっていない状態では、「大手がよさそう」という理由だけで大手企業に応募することが増えます。

なんとなくで就職先を選ぶ思考になるため、就活の軸を定めていない就活生は大手企業を中心に応募する大手病にかかりやすい状況です。まずは、自分の価値観などを知るきっかけとなる、自己分析から始めましょう。

下記の記事で自己分析について詳しく解説していますので、あわせてチェックしてみてください。

【就活生向け】自己分析の簡単なやり方を解説!する意味・おすすめのサイト・ツールも

就活で逆転を狙っている

就活生のなかでも、就活で逆転を狙っている方は大手病にかかりやすくなります。

就活で逆転を狙う場合は「周囲を見返したい」という気持ちが強く、大手企業にしか目を向けられなくなる可能性が高くなります。自分では気づかないうちに大手病にかかるケースがほとんどです。

特にFラン大学へ通っているなど、学歴にコンプレックスを持っている就活生は、就活で逆転を狙って大手病にかかりやすい傾向にあります。

世間的には大手企業がよいという風潮がありますが、業界トップシェアを誇る中小企業も大手企業と遜色ない待遇が用意されているケースが珍しくありません。

学歴が中途半端に高い

日東駒専などの学歴が中途半端に高い就活生も大手病にかかりやすいという特徴があります。

中の上レベルの大学に通う就活生は、「周囲に大手企業へ就職できた知り合いがいる」というプレッシャーから、大手企業しか目指さないケースが少なくありません。

ほかにも、倍率によっては十分に大手企業へ就職できる実力があることも、学歴が中途半端に高い就活生が大手病にかかりやすい理由の一つです。

大手企業を目指すことは決して悪いことではありませんが、親会社と同じような待遇が用意されている大手子会社も視野に入れることを検討してみましょう。

【当てはまると可能性アリ】大手病予備軍になる就活生の特徴

下記の項目に当てはまる場合は、大手病予備軍になる可能性があると言えます。

  • 知名度が低い企業に就職することは恥ずかしいと思っている
  • 就活に関する情報収集を怠っている

知名度が低い企業へ就職することが恥ずかしいと思っている場合は、大手病にかかる一歩手前だと言えます。就職先を知名度だけで選ぶと、入社後にミスマッチしていたことに気づくケースがあります。

知名度よりも自分のライフスタイルに合った働き方ができる企業なのかを重視することが大切です。

就活に関する情報収集を怠っている就活生も、大手病予備軍になる恐れがあります。情報収集で手を抜くと、名前を知っている企業への応募がメインになりやすく、結果として「大手企業へしか応募していない」という状況を招きます。

就活に関する情報収集を進めて、自分に合う業界・職種から就職先を選びましょう。

大手病を克服する方法

現時点で大手病にかかっている就活生は、大手病を克服することが急務です。大手病にかかった状態で就活を進めると、大手企業しか魅力的に見えなくなり、就職先の選択肢を狭める原因になります。

大手病を克服する際は、次のことに取り組んでみましょう。

  • 自己分析を徹底的に行う
  • 就活サイトを活用する
  • 就活に関するイベントに参加する

ここからは、克服する方法を詳しく紹介します。

自己分析を徹底的に行う

大手病にかかっている場合は、自己分析を徹底的に行うことが有効です。自己分析とは、自分のことを理解するために行う分析のことを指します。

自己分析をすると就活の軸が明確になり、自分に合った企業を総合的に判断できるようになります。

ひと口に自己分析と言っても、さまざまな方法があります。就活の軸を定める際におすすめの自己分析は次のとおりです。

  • なぜなぜ分析
  • ジョハリの窓
  • ライフラインチャート(モチベーショングラフ)
  • マインドマップ
  • 自分史

時間に余裕がある方は、複数の方法で自己分析をすると自分のことを深く理解できます。自己分析に関する詳しい内容は、下記の記事を参考にしてください。

【就活生向け】自己分析の簡単なやり方を解説!する意味・おすすめのサイト・ツールも

就活サイトを活用する

大手病にかかっている方は、就活サイトを活用すると克服できるかもしれません。特にエージェント型の就活サイトを利用すると、アドバイザーと二人三脚で就活を進められるため、大手病を克服しやすくなります。

他にも、自分の力を十分に発揮できる企業をアドバイザーから提案してもらえることも、エージェント型の就活サイトの魅力です。

実際に、エージェント型の就活サイトを活用して「自分に合う企業と出会えました」と口にする利用者は多くいます。

長く勤められる企業に出会うためには、大手病を克服して自分に合う企業を見つけることが重要です。第三者の力を借りながら大手企業を克服したい方は、就活サイトの利用も視野に入れておきましょう。

就活に関するイベントに参加する

就活に関するイベントに参加することも、大手病を克服するきっかけとなります。就活生のなかには、どのような企業があるのかを知らないことが原因で大手病にかかっている就活生も多くいます。

たとえば、思いつく限り企業名を書き出したときに、大手企業の名前ばかり浮かぶ場合は、企業情報をあまり集められていない状況です。

合同説明会などのイベントに参加すると、大手企業だけでなく魅力的な中小企業にも出会えます。就職先の選択肢を広げる機会になるため、知っている企業数が少ないと感じる方は就活に関するイベントへ参加することがおすすめです。

まずは、オンライン合同説明会のように手軽に参加できるイベントから申し込んでみましょう。オンライン合同説明会の詳しい情報は下記の記事を参考にしてみましょう。

オンライン合同説明会とは?参加する際のマナー・服装やおすすめの就活サイトも徹底解説!

大手病になった就活生を待つ未来

大手病を克服できないまま就活を進めると、下記のような未来が待ち受けているかもしれません。

  • 内定を得られないまま卒業を迎える可能性が高くなる
  • 仮に大手企業へ就職できても「仕事が合っていなかった」と就職後に気づく

大手病になった状態で就活をすると、自分のキャリアを悪い方向へ進ませてしまう恐れがあります。ここからは、上記の項目について詳しく紹介します。

内定を得られないまま卒業を迎える可能性が高くなる

大手病になった状態で就活を進める場合、内定を得られないまま卒業を迎える可能性が高くなります。大手企業は多くの就活生から人気があるため倍率が高くなります。

なかには、学歴が優秀な就活生を確保することを目的に、学歴フィルターを設けて知名度の低い大学に通う学生を足切りするケースも珍しくありません。

大手病にかかっている就活生の多くは、「大手だから」という志望動機で大手企業にエントリーする傾向が見られます。倍率が高いなか内容の薄い志望動機で選考に臨むため、大手企業から内定を得られないことがほとんどです。

大手企業を目指すことは問題ありませんが、「なぜこの企業に就職したいのか」という志望動機を深く掘り下げなければ内定を得られないまま卒業を迎えることになるでしょう。

一つでも多く内定を得たい方は、早い段階から大手企業だけでなく中小企業にも目を向けることが大切です。

仮に大手企業へ就職できても「仕事が合っていなかった」と就職後に気づく

大手病になっている方は「大手だから」という理由で就職先を選ぶ傾向にあります。

仕事の内容を確認せず企業のネームバリューだけで就職先を決めると、仮に大手企業へ就職できても「仕事が合っていなかった」と就職後に気づくことになります。

仮に大手企業へ就職できたとしても、仕事があっていない場合はストレスになる部分が多く、長く勤められないことがほとんどです。実際に、給与や福利厚生がよくても仕事が合わないことが原因で退職する社会人は多くいます。

新卒で入社した企業を短期間で退職すると、転職が不利になる可能性が高くなります。自分に適した仕事ができる企業を探すためには、仕事内容・職場の雰囲気などに着目することが重要です。

企業のネームバリューで就職先を決めることは控えましょう。

大手病を予防しながら就活を進められるサービス

大手企業を中心に探しながら就活を進めることは、多くの就活生に起こりうることです。大手病には自分で気づかないうちになっているケースが珍しくありません。

大手病を予防しながら就活を進めたい方は、数ある就活サービスのなかでも、エージェント型の就活サイトを利用することがおすすめです。下記は、就活生をサポートすることに強みを持っているエージェント型の就活サイトです。

  • ジョブスプリング
  • キャリセン就活エージェント
  • キャリアチケット

ここからは、各就活サイトの特徴を紹介します。

ジョブスプリング

ジョブスプリングはエージェントサービスに加えて企業イベントや就活セミナーなど、就活に役立つ豊富なサービスを提供している就活サイトです。

就活生が理想とする企業を見つけられるために、自己理解を深める徹底的なカウンセリングを実施しています。ジョブスプリングのカウンセリングを受けると就活の軸が明確になり、大手病にかかることを防げるでしょう。

ジョブスプリングでは、ヒアリングした情報をもとに就活生に合う企業を3〜4社厳選して紹介します。自分の力を活かせる企業・長く勤められる企業と出会える可能性が高いため、自分の価値観に合う企業へ応募したい方は、ジョブスプリングへ登録しましょう。

キャリセン就活エージェント

キャリセン就活エージェントは、ホワイト企業や成長企業などの就活生に人気のある企業を紹介するサイトです。利用者の満足度が5段階評価で4.4となっており、サービスが充実していることがうかがえます。

キャリセン就活エージェントには大手企業はもちろん、福利厚生が充実した企業が多数キャリセン就活エージェントに登録しています。特に、待遇面が良い企業へ就職したい方にキャリセン就活エージェントはおすすめです。

他にもキャリセン就活エージェントは、短期間で内定まで導くことを得意としています。大手企業からの内定を目指しながら自分に合う企業と効率的に出会いたい方は、キャリセン就活エージェントを利用しましょう。

キャリアチケット

キャリアチケットは、就活生の強みと企業のニーズをマッチさせることを得意としている就活サイトです。量より質の就活サポートを大切にしており、利用者一人ひとりに向き合って就活をサポートしています。

キャリアチケットではサポートの一つとして、各企業の選考に合わせて人事に刺さる伝え方をレクチャーしています。書類選考・面接などが突破しやすくなるため、大手企業から内定を得られる可能性が高くなるでしょう。

実際に、キャリアチケット利用者で選考対策の実施有無を比較したところ、対策を受けたあとの内定率は78%もアップしています。企業規模を問わず内定率が上昇するため、特定の企業から内定を得たい方はキャリアチケットのサービスを利用しましょう。

まとめ

就活を進める上で、大手病にかかることは多くの就活生が抱える悩みです。大手病にならないためには、自己分析をしたり就活に関するイベントに参加したりしながら、自分なりの就活の軸を定めることが重要になります。

大手病を予防しながら就活を進めたい方は、エージェント型の就活サイトを利用することが大切です。なかでも、カウンセリングをもとに就活生に合う企業を3〜4社厳選して紹介するジョブスプリングがおすすめです。

ジョブスプリングでは、カウンセリング・CUBIC適性検査をもとに就活を支援します。大手病を防ぎながらアドバイザーと二人三脚で就活を進めたい方は、ジョブスプリングへ登録しておきましょう。