企業子宝率は最近話題になる言葉です。企業子宝率を、働きやすい職場の指標とようという取り組みが全国で始まっています。
女性だけではなく男性に働きやすさの指標になる企業子宝率、転職や新卒の就活前に必ず抑えておきましょう。
企業子宝率とは
“男女問わず従業員1人当たりが在勤中に持てる子供の数を算出した値”
の事を企業子宝率といいます。
この企業子宝率を新たなワークバランスの指標にしようという動きが、広がっています。
企業子宝率の平均値
企業子宝率2015年度の平均値は1.30です。
企業子宝率の数値が高ければ高いほど、産休や育休、子供の保育園の送り迎えなどを行いやすい会社だと言われています。また女性の働きやすい職場の指標にもされています。
大企業は働きやすいは嘘?中小企業子宝率は高い
2015年の企業子宝率で面白いデータが発表されていました。
従業員500人以上の大企業ほど企業子宝率は1.22と低く、従業員10人以下の中小企業ほど企業子宝率は1.38と高い傾向が2015年の企業子宝率の発表で浮き彫りになりました。
大企業は働きやすいイメージがありますが、実際ではそうではないをという事をこのデータは証明しています。
このような結果になった理由として中小企業は“人に働き方に職場が合わせる”という事があげられます。
大企業の場合、良くも悪くもルールが徹底しているため、人の働き方に職場が合わせる柔軟性に欠けてしまうようです。
企業子宝率の知名度は低い
福井県、静岡県、佐賀県、鳥取県、三重県、山梨県、滋賀県(大津市)の企業では、県や市をあげて企業子宝率を算出しています。
企業子宝率は数年前からすでに統計を算出していますが、実際に自分の会社の企業子宝率を知っている人は少ないと思います。
逆に知名度の低さを利用して説明会や面接などで企業子宝率について会社に質問してみてもいいかも使れません。
企業子宝率をしっかりと把握し答えられる人事がいる会社はそれだけライフワークバランスに意識が高い職場だと言えます。
女性だけではなく男性の働きやすさの指標になる企業子宝率。
転職する社会人やこれから就職を目指す就活生も企業選びに企業子宝率を指標にしてみてください。
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