OfferBoxは新卒就活で最も利用されている逆スカウト型の就活サイトです。就活生の求める条件にマッチした企業からスカウトが届くと定評があります。
OfferBoxに登録し、企業からスカウトがくることを期待していたにもかかわらず、「全然オファーがこない…」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、OfferBoxでオファーがこない理由と今すぐできる対処法を紹介します。
OfferBoxでオファーがこない3つの理由
OfferBoxでオファーがこない理由として主に次の3つが考えられます。
- ログインの頻度が低い
- 登録している情報が少ない
- 希望条件を絞りすぎている
ここでは上記の理由について詳しく説明します。
ログインの頻度が低い
OfferBoxでオファーが思うようにこないのは、ログイン頻度が低いことが影響しているかもしれません。OfferBoxに登録している企業は、就活生のログイン状況を確認できます。
企業が就活生にオファーを出す際は、最終ログイン日をもとにします。オファーできる回数が限られているため、就活する意欲の低い就活生にはオファーを出さない傾向です。
また、企業が利用するOfferBoxの画面では、ログイン頻度が高い就活生のプロフィールが優先的に表示されます。ログイン頻度が低ければ、そもそも企業側に自分のことを見つけてもらえません。
「プロフィールの情報を登録したきり、ログインをしばらくしていない」という方は、ログイン頻度の低さがオファーに影響している可能性が高いでしょう。
登録している情報が少ない
登録している情報量が少ないと企業の印象に残らないどころか、プロフィールの信憑性も低くなってしまいます。企業にとっては、OfferBox上に登録されている情報がすべてです。
自分の情報をしっかりと登録すれば、あとは企業からオファーがくるのを待つだけです。時間を有効活用するためにも、自分の魅力が伝わる情報をできるだけ多く登録しましょう。完成度は90%以上が目安です。
希望条件を絞りすぎている
希望条件を絞りすぎると、企業が検索した際に引っかかりづらくなります。
知らない業界や職種からオファーがもらえることが、OfferBoxを利用するメリットです。自分では気づいていない適性を知り、就活の幅を広げることに繋がります。希望条件を絞りすぎている場合、就職先の選択肢を狭める行為だといえるでしょう。
希望条件を細かく設定していてオファーがこない方は、条件を緩めることでオファーの数を増やせる可能性があります。
OfferBoxで得られる平均のオファー数
OfferBoxはプロフィール入力率ごとのオファー数を公開しています。データは下記の表のとおりです。
プロフィール入力率 | オファー数 |
60〜69% | 5.2件 |
70〜79% | 9.0件 |
80〜89% | 13.6件 |
90%以上 | 24.6件 |
オファー数は、プロフィール入力率によって大きく異なることがわかります。プロフィール入力率が60%の人よりも90%以上の人のほうが、約5倍ほど多くオファーを受け取っています。
OfferBoxでオファー数を増やしたいのであれば、まずはプロフィール入力率を90%以上にすることから始めましょう。
OfferBoxでオファーが来ないときの対処法
OfferBoxでオファーが来ないときは、次にあげる3つの対処法を実践してみましょう。
- 毎日ログインする
- プロフィールの完成度を上げる
- 希望条件を広げる
ここではそれぞれの対処法について解説します。
毎日ログインする
OfferBoxでのオファー数を増やしたい場合、毎日ログインして、企業に見つけてもらいやすくしましょう。最終ログイン日が直近であればあるほど、企業に意欲をアピールすることもできます。
さらに頻繁にサイト内を閲覧すれば、AIが自分の行動を学習し「あなたにマッチした企業」をピックアップしてくれるようになります。
情報収集にも役立つため、少なくとも1日1回のログインを継続して行いましょう。
プロフィールの完成度を上げる
プロフィール入力率が90%以上になってもオファー数が思うように増えない場合は、プロフィールの内容を見直してみましょう。
情報を入力しただけのプロフィールでは、企業に興味を持ってもらいにくくなります。プロフィールを入力する際は、「自分らしさ」「信憑性」が伝わるように意識することが大切です。
具体的には以下の3つを見直すと、オファーをもらいやすくなるでしょう。
プロフィール写真を自分らしいものにする
プロフィール写真は第一印象を左右する大切な情報源となります。実際、写真には文字の約7倍もの情報量があるといわれています。文字では表しきれない「自分らしさ」「人柄」が伝わる写真を選びましょう。
また、OfferBoxには「自分を象徴する写真」という項目があり、プロフィール写真に加え、2枚の写真が掲載できます。この項目も活用することで、自分の人柄などを企業に伝えられるでしょう。
自己PR文を見直す
自己PR文は企業がオファーをする決め手となります。自己PR文を見直す際は、次の2つのポイントをチェックしましょう。
自己PR文の理想の長さは300字〜400字程度です。文が短すぎると、意欲や自信がないように見えてしまいます。反対に長すぎると要点がわかりづらくなります。適度な長さにまとめることで、好印象を与えましょう。
自己PR文の読みやすさには、文字数のほかに、話の構成も大きく影響します。書くときは「結論→根拠→まとめ」の流れを意識し、「一度読めば理解できる文章」を目指しましょう。
過去の経験を具体的に書く
OfferBoxには過去の経験を3つ書く欄があります。ここに自己PR文には書ききれなかったエピソードを書くことで、自分の強みをさらにアピールできます。具体的なエピソードを書くことで、企業に自分に対する具体的なイメージ・印象を持ってもらえるでしょう。
エピソードを書く際も自己PRと同様に「わかりやすい文章」が好まれます。5W1Hを用いて詳細に書きつつ、無駄を省いた簡潔な文章にすることが大切です。
希望条件を広げる
希望条件を絞れば絞るほど、プロフィールを見てくれる企業の数が減ります。また、仮に希望条件に当てはまらない企業が自分に興味を持ってくれても、「条件に合わないからオファーを受けてもらえないだろう」と判断されてしまいかねません。
チャンスを逃さないためには、登録する希望条件は実際よりゆるめに設定しておきましょう。
マッチする企業からオファーを得るために活用したい機能
OfferBoxでは、就活生が確度の高いスカウトを企業から得られるよにさまざまな機能を用意しています。自分に合った企業からオファーをもらうために、次にあげるOfferBoxの2つの機能を活用することをおすすめします。
- Anlayze U+
- 「私を見て」機能
ここからは、各機能を詳しく解説します。
Anlayze U+
Anlyze U+を受験すると、28項目の個性に対する自分の偏差値や適した職種などを知ることができます。結果から自己分析ができるだけではなく、企業側が結果を見て適性があると判断し、オファーを送ってくることもあります。
また選考前に企業へ伝えられる情報が増えるため、ミスマッチを防ぐことも可能です。
注意点として、「Anlayze U+はやり直しができない」という点があります。答えなければいけない質問数が多いため、Anlayze U+を受験する際はしっかり時間を確保し、正確な結果を出せるようにしましょう。
「私を見て」機能
「私を見て」機能とは「あなたにマッチした企業」として表示された企業に対して、自分からアピールできる機能です。
企業はたくさんの登録者のなかから「適性があり、かつオファーを承諾する可能性が高い就活生」を探しています。そのため、「私を見て」を送ってきた学生のプロフィールを優先的に見る可能性が高いです。
「あなたにマッチした企業」に興味があるところが出てきた場合は、積極的に「私を見て」機能を活用しましょう。
なお「あなたにマッチした企業」が表示されるようにするには、「プロフィール完成度を60%以上」かつ「ログインから30日以内」が条件です。
OfferBoxでオファーがこないときはほかの就活サイトの併用がおすすめ!
これまでに紹介した対策をとってもOfferBoxでオファーがこない場合は、ほかのサイトも併用することをおすすめします。
数ある就活サイトのなかでも、OfferBoxと併用するならキミスカとキャリアチケットがおすすめです。ここからは、キミスカとキャリアチケットの特徴を紹介します。
キミスカ
引用:キミスカ
キミスカはOfferBoxと同じ逆スカウト型の就活サイトです。OfferBoxよりも登録社数は少ないですが、3種のスカウトで企業の本気度が判別できる点が魅力です。
一般的な逆スカウト型の就活サイトでは、「スカウトが来たのに1次選考で落ちてしまった」というようなことも少なくありません。
しかし、キミスカでは「プラチナスカウト」という本気度の高いスカウトが届けば、内定を得られる可能性が格段にアップします。OfferBoxとキミスカを併用してスカウトを待つことで、限られた時間を有効活用できるでしょう。
キャリアチケット
引用:キャリアチケット
キャリアチケットはサポートの手厚さが魅力の就活エージェントです。5つの質問に答えるだけで就職に対する考え方がわかるほか、アドバイザーが自分に合う企業を厳選してくれるため、量より質を重視した就活ができます。
OfferBoxで幅広い企業からのオファーを待ちつつ、キャリアチケットで自分とマッチ度が高い企業の内定をもらえれば、精神的に余裕をもって就活に臨めるでしょう。
まとめ
OfferBoxに登録しても、うまく使いこなさなければ、企業からのオファーは見込めません。企業からオファーがこない場合は、毎日ログインしたり、プロフィールを魅力的に作り込んだり、希望条件を広げたりすることが大切です。
また、OfferBox独自のサービスである「Analyze U+」や「私を見て」などの機能を活用することも有効です。
対処法を実施してもオファーがこない場合は、ほかの就活サイトを併用するとよいでしょう。
特にキャリアチケットは自己分析から内定後まで手厚いサポートが受けられるため、就活に不安がある方やプロからのアドバイスが欲しい方は登録することをおすすめします。