「大学3年でインターンに行かないデメリットって何?」「インターンに参加しないと採用されにくくなるって本当?」など、インターンに行かないことに不安を感じる学生もいるのではないでしょうか。
インターンに行かない場合でも、企業が求める人材と自分がマッチしていれば内定を得ることは可能です。
この記事では、インターンに行かない場合の就活の進め方、インターンに行かないと内定をもらえない学生の特徴を解説します。
あわせて、インターンに行かないメリット・デメリットも紹介するので、インターンに行くべきか・行かないかを迷っている方は、ぜひ参考にしてください。
・サマーインターンとは?参加するメリット・充実させるポイントを徹底解説!
・インターンの行き過ぎは良くない?平均参加社数から参加しすぎを防ぐ方法までを徹底解説!
・Fラン大学生がインターンに参加すべき理由を徹底解説!おすすめの求人サイトも
大学3年でインターンに行かないと選考に不利になる?
結論から言うと、インターンに行かない学生でも内定を得ることは可能です。自己分析や業界・企業研究が正しくできており、企業の採用レベルに達していれば、選考で不利になることはありません。
しかし、インターンに参加することで、選考を優位に進められるケースも一定数存在します。例えば、採用担当者と人間関係を築いたり、実習中に成果を出したりすることができれば、早期選考や特別選考を受けられる場合があります。
また、「インターンに参加=就活に積極的」と企業に評価されやすいため、アピール材料の一つになるでしょう。
インターンに「行かない」選択をする大学3年生の割合|参加しない学生の口コミも
マイナビキャリアリサーチLabが2021年10月に実施した調査では、インターンに行かなかった23卒の学生の割合は、全体の16.4%と少ない傾向にあります。
出典:マイナビキャリアリサーチLab「2023年卒大学生インターンシップ調査~中間総括~」
インターンに行かない理由としてもっとも多いのが「忙しくて時間が取れないこと」です。上図のように、インターンに行かなかった学生の60%近くが、時間的な都合で参加を断念していることがわかります。
実際に、インターンに行かなった方の口コミを紹介します。
引用:Twitter
時間が合えばインターン行けるけど
授業とか研究室の予定で行けないのが濃厚
その分色んな社会人の話を聞いて、理解を深めないと
インターン行っても落ちる人は落ちるし、行かなくても受かる人は受かるんや
そのくらいの気持ちでいないとね
引用:Twitter
インターンに行かない場合は、さまざまな経験を通して、自己PRに挙げられるネタを増やしましょう。部活やサークル活動、研究などの取り組みも企業へのアピールに繋がります。
大学3年生でインターンに行かないと内定をもらえない可能性が高い学生の特徴
インターンに行かなくても選考が不利になることはありませんが、下記のような特徴に当てはまる大学3年生は内定をもらえない可能性があります。
- インターンに行かない理由が明確ではない
- インターンに行く学生との差別化ができていない
インターンに行かない理由を明確にしていないと、面接で「なぜインターンに行かなかったのか」を問われた際に上手く回答できません。
面接官に納得してもらうためにも、インターンに行かない場合は、参加しなかった理由をあらかじめ言語化しておきましょう。
インターンに行く学生との差別化ができていないと、「学生時代に何に取り組んだのか」が企業に伝わりづらい場合があります。
インターンに行かない場合は、留学を経験したり地域社会のボランティア活動に取り組んだりするなど、他の学生とは違ったアピールポイントを作りましょう。
大学3年生がインターンに行かないメリット・デメリット
大学3年生の過ごし方によって、就活で内定を得られる数は変わります。インターンに行かないことも選択肢の一つですが、参加すべきか迷っている方は、インターンに行かないメリット・デメリットを知ることが大切です。
ここからは、大学3年生がインターンに行かないメリット・デメリットを紹介します。
インターンに行かないメリット
インターンに行かないメリットは「まとまった時間を確保できること」です。インターンに参加すると夏休みに自由に過ごせる時間が少なくなるため、自分が力を注ぎたい時間を確保しづらくなります。
一方で、インターンに行かない場合は、部活やサークル活動、ボランティア活動など、大学生にしかできない経験に時間を充てられます。
時間をかけて取り組みたいことがある場合は、インターンに行かなくてもよいでしょう。
インターンに行かないデメリット
インターンに行かないデメリットは、下記の3つです。
- 選考機会を逃す可能性がある
- 社会人との交流ができない
- 就活の準備が難航する
インターンに参加した学生を対象に選考する企業もあることから、インターンに行かないと選考のチャンスを逃す可能性があります。
そのため、インターンに行かない場合は、選考機会を増やすためにオファー型求人サイトの活用がおすすめです。
また、インターンに行かなければ社会人との交流が持てず、業界や企業に関する生の声や、キャリア形成に関する情報が集めにくくなります。
さらに、働くことを実際に体験していなければ、仕事をする大変さ・現場の雰囲気を体感できません。インターンでの体験をもとに、業界、企業、職種研究ができないため、就活の準備が難航するでしょう。
就活の準備ができなくなるため、業界、企業、職種研究が難航するでしょう。インターンに行かない場合はOB訪問を活用し、業界や企業の情報を集めることが大切です。
大学3年生でインターンに行かない人の就活の進め方
大学3年生でインターンに行かない方は、就活に乗り遅れないように次の準備を徹底的に行いましょう。
- 自己分析を深めておく
- エントリーシート作成の練習
- SPI試験に向けた勉強
- 業界、企業研究をしておく
- 面接対策
インターンに行かない場合は、エントリーシート提出→SPI試験→面接のように通常の選考ステップを通過する必要があります。
選考を通過するためには、自己分析を十分にしたうえで、自分の魅力を伝えられるエントリーシートを作成しましょう。
「自己分析のやり方がわからない」という方は、下記の記事で自己分析のやり方を詳しく紹介しているので、あわせて確認しておきましょう。
SPI試験の勉強は参考書やアプリなどでできます。多くの企業が選考ステップにSPI試験を設けているため、しっかり勉強しておけば、他の企業の選考も楽になります。
志望動機を作る際は、業界・企業研究を徹底的に行いましょう。情報収集が難しい場合は、OB訪問をすると業界や企業に関するリアルな情報を得られます。
就活を成功させるためには、面接対策にも力を入れることが重要です。
例えば、丁寧な印象を与えられる面接マナーを身につけたり、よくある質問に対する回答を用意したりすると、面接がうまくいきやすくなります。本番までに練習を重ねて、自信を持って面接に臨める準備をしましょう。
上記のように、早い段階で5つの対策をしておくと自分のペースで就活を進められます。
大学3年でインターンに行く場合は「ユアターン」の利用がおすすめ
引用:ユアターン
大学3年でインターンに行く場合は、長期インターンを中心に応募することがおすすめです。長期インターンに参加すれば、採用担当者に自分のことを覚えてもらえ、就活が有利になるケースがあります。
長期インターン求人を中心に探したい方は、数あるインターン求人サイトの中でも「ユアターン」の利用がおすすめです。ユアターンでは、学生に人気のあるWeb・金融・コンサルティング業界のインターン求人を多く扱っています。
さらに、サイト内で適職診断ができたり、無料で合同説明会に参加できたりするなど、就活に向けた準備が進められるツール・イベントが豊富です。
インターン先を探すだけでなく、就活の準備にも力を入れたい方は、「ユアターン」に登録しておきましょう。
【大学3年でインターンに行かない方向け】おすすめの就活サイト3選
インターンに行かない方は、次の2つのサービスを活用することで、就活をスムーズに進められます。
- JOBTV
- キミスカ
- dodaキャンパス
大学3年でインターンに行かない方は、企業にアプローチしやすい就活サービス・企業からオファーがくる就活サービスを利用しましょう。
ここからは、就活の手助けをしてくれる、2つのサービスの詳細を紹介します。
JOBTV
引用:JOBTV
JOBTVとは、 株式会社Starbankが運営する採用マッチングプラットフォームです。
JOBTVでは、200社以上の会社説明会を無料で視聴できます。さらに、応募したい企業へは、サイト上でプロフィールと自己PR動画を送るだけで簡単にエントリーができます。
JOBTVを利用すると、会社説明会に足を運ぶ必要がなく、自分の好きなタイミングで企業調査ができるため、効率良く就活を進められます。
また、自己PR動画でエントリーするため、テキストベースでは伝えられない自分の魅力もアピール可能です。「就活を効率よく進めたい方」や「動画を使ってアピールしたい方」はJOBTVに登録しておきましょう。
キミスカ
引用:キミスカ
キミスカは、株式会社グローアップが運営するスカウト型就活サービスです。
キミスカにプロフィール登録すると、企業からスカウトを受けられます。キミスカでは、「プラチナ」「本気」「気になる」の3段階のスカウトを用意しています。
プラチナ・本気などのスカウトであれば、書類選考やWebテストが免除されるケースがあるため、効率よく就活を進められるでしょう。
キミスカに登録すると、小規模な合同説明会へ参加でき、企業と学生の相互理解を深めることが可能です。業界や職種に特化した就活のコンサルタントが在籍しているため、就活に関するさまざまな相談ができます。
「オファーを受け選考機会を増やしたい方」や「手厚いサポートを受けながら就活を進めたい方」はキミスカに登録しておきましょう。
dodaキャンパス
引用:dodaキャンパス
dodaキャンパスは、ベネッセとパーソルキャリアが運営するスカウト型就活サービスです。2021年にオリコン顧客満足度調査の「逆求人就活サービス」部門で第一位を獲得しています。
dodaキャンパスには、人気・優良企業を含め6,800社以上が契約しており、利用者の90%以上がオファーを受け取っています。
受け取るオファーの中には「プレミアムオファー」もあり、非公開求人へ応募ができる以外に書類選考が免除されるなど、他の学生より選考を優位に進められる可能性があります。
また、自己分析に役立つ適性検査、プロフィールの添削など、ベネッセの教育ノウハウを活かしたサポートが受けられます。
「高確率でオファーを受けたい方」「精度の高い適性検査で自己分析を深めたい方」はdodaキャンパスに登録しておきましょう。
まとめ
インターンに「行く」「行かない」の選択をする場合は、それぞれのメリット・デメリットをあらかじめ理解しておきましょう。
インターンに行く方は、幅広いインターン情報が掲載され手厚いサポートが受けられるインターン求人サイト「ユアターン」の利用がおすすめです。
インターンに行かない方は、行かない理由を明確にすることと、他の学生との差別化を図ることが大切です。JOBTVやキミスカ、dodaキャンパスなどの就活サイトを利用し、選考機会を増やしながら効率的に就活を進めましょう。